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資金繰りに困らないための3つの秘策とは?

資金不足に陥る原因は資金繰りに悩む経営者必見!資金不足が起こる4つの原因とは?で詳しく説明しました。また、その原因への緊急避難的対策は「資金繰りに困ったとき、ピンチを乗り切る5つの緊急対策」でご紹介しています。今回は、資金不足に対応するための恒久的対策として、実行すべき秘策をご紹介いたします。

 

.売掛債権を徹底管理しよう!

売上代金を確実に回収できなければ、売掛債権が現金化されないため資金繰りが苦しくなります。また、売上げを上げても取引先が倒産すれば資金繰りに大きく影響します。

このようなケースの予防策として、売掛金推移表の作成があります。以下のような表を作成し、数字の推移をチェックすれば顧客別の売掛債権回収状況が一覧で確認できます。

 

■売掛債権管理票の例(単位:千円)

得意先 前月残高 当月売上 現金回収 当月残高 滞留月数(単位:カ月)
A 2,000 1,000 700 2,300 2.3
B 1,500 600 200 1,900 3.2
C 1,000 500 500 1,000 2.0
4,500 2,100 1,400 5,200 2.5

 

.代金回収率をアップさせる!

販売代金が回収されないと、もちろん資金繰りに影響が出てしまいますね。

営業マンは販売活動には熱心ですが、いざ回収となると、「自分の仕事ではない」と勘違いしている人も少なくありません。

当たり前のことですが、「営業は代金の回収をして完了する」ということを自社の営業マンに徹底することが重要です。

そのためにも、営業マンの評価は「売上高」「利益」のほかに「代金回収率」も加えて行うことが必須です。売掛債権の一覧表や回収率のワーストランキング表を営業マンに回覧し、代金の回収を意識付けしましょう。

また、取引先に対しては与信限度を設定し、回収率の悪い取引先には限度額を低くするなどの策も必要ですね。

 

.前受金を積極的に採用する

通常、商取引は「売上計上→売掛金→代金回収」という流れですが、この方法では売掛債権の回収より仕入れなどの支払いが先行するため、資金繰りに影響します。

そこで、前受金として売上計上する前に、顧客から資金を受け取る手法を検討してみましょう。「この業界ではそんなことは無理だ」と思われる経営者の方もいらっしゃるかもしれません。しかし、現実にバスや鉄道運賃、大手スーパーチェーンのプリペイド形式のカード、商品券、家賃、駐車場などあらゆるビジネスに前受金の方式は採用され、実際に活用されています。「無理」と決め付けず、あなたのビジネスにも取り入れられないか検討してみてください。以下に、前受金方式を取り入れ見事ビジネスを軌道に乗せた経営者の例を紹介しましょう。

■前受金の成功事例

楽天株式会社の創業者で代表取締役兼社長の三木谷浩史氏は、創業当初から、前受金方式を取り入れていた。顧客から事前に資金を回収するために、6カ月分の前払いシステムを構築。三木谷氏がこれを行おうと考えたのは、この前払いシステムが顧客から6カ月の無利子・無担保の融資を受けるのと同じだと認識していたからである。これが成功し、楽天は創業当初の資金繰りの厳しい時期を乗り切ることができたのだ。

 

■今回のまとめ

資金不足を解決するための、恒久的対策は以下の3つです。

売掛債権の徹底管理
代金回収率をアップさせる
前受金を積極的に採用する

 

いかがでしたか?資金不足を解決するための恒久的対策3つを紹介しました。もっと知りたい方は、資金不足に陥らないために経営者がするべき3つのこととは?も合わせて参考にしてみてください。

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