大阪の税理士(会計)「芦屋会計事務所」で月額1万円から依頼

資金不足に陥らないために経営者がするべき3つのこととは?

資金繰り悪化の原因は、資金繰りに悩む経営者必見!資金不足が起こる4つの原因とは?でご説明しましたが、そのような事態を避けるため、また繰り返さないためには根本的に自社の経営方法を見直す必要があります。

今回は資金繰りを改善するための恒久的な対策を3つ紹介いたします。

 

.在庫を削減しよう

在庫を抱えるとさまざまなコストがかかります。

在庫をしっかり管理し削減することで、資金不足に陥るリスクを避けることができます。

(1)在庫は借金と考えよう

在庫は販売して、代金を回収して初めて仕入れ代金を支払うことができるのであって、代金回収までの間は借入金に頼らざるを得なくなります。借入金には利息がかかりますので、在庫は「借金」と同じということになります。そのように考えれば在庫の管理も、資金繰りに大いに影響することがおわかりいただけると思います。

 

(2)在庫の管理コストもバカにならないと心得る

在庫を抱えると、在庫を保管する倉庫や在庫を管理するための人件費もかかります。

また光熱費や保険料もかかってきますね。

在庫を持つコストは、思っている以上に高くついています。

資金不足にお悩みの経営者の方は、無駄な仕入れをして在庫が多くなっていないか、一度チェックしてみましょう。

 

(3)在庫の廃棄処分にもコストがかかる

さらに不良在庫となってしまったものは最終的には廃棄処分にするしかありませんが、廃棄処分にも当然コストはかかります。

焼却処分費用、事業用ゴミの回収費用、それを実行する従業員の時間コストなど、不良在庫は利益を生み出さないばかりでなく、処分するために逆に費用がかかることになることをしっかり認識しましょう。

 

.ゼロベースで仕入れ先、外注先を見直す

仕入れ先や外注先を、一度ゼロベースで見直してみてください。

業歴の長い会社であればあるほど、昔からの付き合いだからと見直しを考えもしないというケースがよくあります。

昔でしたら、資金不足に陥ったとき取引先が支援してくれることもあったかもしれませんが、今はそのような時代ではありません。

見直す際には、少なくとも3~4社から見積もりを取り、総合的に判断する必要があります。

また、社内の担当者についても見直しが必要です。

「業者選定ついては○○さんに任せているから」「仕入れは△△さんにしかわからない」ということはありませんか?特に中小企業の場合、1人の担当者が仕入れを行っていることも多いと思いますが、これは危険です。

内部統制の観点からも仕入れは複数名に担当させ、透明性を持たせましょう。

以下に、仕入れ先と外注先を見直して変動比率をダウンさせることに成功した会社の事例を紹介します。

■資金繰り改善事例

B社は創業30年の製造業で、現社長は2代目。原材料や資材などは、創業当時先代がお世話になった業者から仕入れていた。現社長は「長い付き合いだから、当然他社より有利な条件で買っている」と思い込んでいた。しかし、他社が同じ業者から自社よりも安く購入していることがわかった。それをきかっけに、過去のしがらみを捨てて数社から見積もりを取って入札を行い、原材料や資材別に購入業者を決めた。その結果、購入価格は10%低下させることができた。また、一旦決めた業者も固定せず、金額の大きいものはその都度入札をかけ、さらに変動比率の低下をはかるようにしている。

 

.銀行が納得する経営計画を作成しよう 

銀行に経営計画を作成する際に、損益計算書しか出さない企業もありますが、損益ばかりに気をとられ、資金についてはその場しのぎになっていませんか?

それでは、いつまでたっても資金繰りの心配から逃れることはできませんね。

損益と資金は常にワンセットで考え、経営計画を作成する必要があります。経営計画に必要なものは以下の6つです。

(1)損益計画

(2)計画貸借対照法

(3)キャッシュフロー予定表

(4)資金繰り予定表(最低6カ月分)

(5)テーマ別取り組み方針

(6)活動計画

これらの計画を作成し、銀行に提出すれば経営者の経営改善にかける真剣な姿勢を示すことができますし、その結果、金融機関も相談に乗ってくれるでしょう。

 

■今回のまとめ

資金不足を解消する、資金不足に陥らないための対策は以下の3つです。

在庫を削減しよう ・在庫は借金と同じと考える。・在庫の管理や処分にもコストがかかることを認識する。
ゼロベースでの仕入れ先・外注先の見直し ・しがらみを捨てて、一旦ゼロから業者を選定し直す。・複数社から見積もりを取る。
銀行が納得する経営計画を作成する 損益ばかりでなく、資金とワンセットで考えた経営計画を作成する。

いかがでしたか?

資金不足に悩んでいる経営者の方は、ぜひこれらの方法を検討してみてください。ほかの対策も知りたいという方は、資金繰りに困らないための3つの秘策とは?も参考になさってください。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


大阪の税理士(会計)事務所「芦屋会計事務所」で税理士を月額1万円から依頼

カテゴリー

購読する

税理士コラムの最新記事を購読したい方はぜひRSSをご登録ください。

リロケーションコラム RSS

ページ上部へ戻る
大阪の税理士「芦屋会計事務所」 | 大阪の税理士コラム