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財務のプロ直伝!中小企業の社長が貸借対照表で見るべき4つのポイント

会社の経営陣の方、これまでの経営で「貸借対照表」にきっちり目を通してきましたか?

貸借対照表は、企業の歴史とも呼べる重要なものです。資金をどのように調達し、運用してきたのかなど、決算時点で資金がどうなっているのかを表してくれます。そこで今回は、数字が苦手で貸借対照表の見方から目を背けてきた経営陣の方に、「貸借対照表」で見るべき4つのポイントについてお話しします。

 

まずは大枠で傾向を見る

まずは貸借対照表を大枠で見て、全体を掴みましょう。

図1

純資産は、3年間ほぼ横ばいの数値となっています。

自己資本比率は、平成15年3月期と平成16年3月期は8.9%でしたが、平成17年3月期で5.4%に低下しています。

【平成15年3月期】91,768/1,027,674=8.9%

【平成16年3月期】92,162/1,028,790=8.9%

【平成17年3月期】57,923/1,076,540=5.4%

 

資金調達と運用を掴む

資金調達は順調だったのか、また運用できていたのか経過を掴みましょう。

図2

平成17年3月期は、34,239千円の赤字となりました。計算式は以下のようになります。

57,923-92,162=-34,239で、34,239千円の赤字となります。

 

売掛債権は51,736千円、棚卸資産は20,549千円増加、買掛債務は9,496千円減少しました。

図5

【受取手形+売掛金=売掛債権】(68,772+511,762)-(59,771+469,027)=51,736

【支払手形+買掛金=買掛債務】(433,891+208,144)-(472,876+178,655)=-9,496

 

科目ごとに細かく見る

資産の部、負債の部、純資産の部に分けて、細かく貸借対照表を見ていきます。

●資産の部チェックポイント

図6

1)流動資産には大きな変動がない

平成15年3月期

2)貸付金は毎期100千円ずつ回収をし、仮払金には変動がない

[平成15年3月期] 3000千円→[平成16年3月期] 2900千円→[平成17年3月期] 2800千円

3)棚卸資産は、毎期20,000千円ずつ増加している

 

●負債の部チェックポイント

1)流動負債は増加

2)買掛金は減少している。支払手形は減少しているものの、買掛金が増加している。

 

●純資産の部チェックポイント

自己資本は平成17年3月期に減少。

 

貸借対照表の資産の部に着目する

売掛債権の中に回収不能となっている債権がないか

棚卸資産の中で、販売不可能の在庫がないか、

貸付金・仮払金で回収できないものがないか

固定資産など償却不足がないか

投資などで資産価値がなくなっているものがないか

これらを1つずつチェックすることで、自社の財務体質の改善ポイントを知ることが出来るのです。

 

今回のまとめ

会計 税理士

今回は貸借対照表を使って、資金の運用・調達が3期にわたってどのように推移しているのかを見てきました。

貸借対照表は、その企業の「歴史」とも言え、経営者や経営陣の方は必ず理解しておかなければなりません。

1)まずは大枠で傾向を見る

2)資金調達と運用を掴む

3)科目ごとに細かく見る

4)貸借対照表の資産の部に着目する

この4つのポイントを押さえて、貸借対照表を見ていきましょう。

 

最後に

これまで貸借対照表で見るべき4つのポイントをお話してきましたが、よく分からないという社長の方、芦屋会計事務所なら月額1万円の顧問報酬で会計コストの見直しを行います。

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